講演情報
[2202]ガスジェット浮遊法を用いた高温融体の表面張力・粘性測定における最適測定条件
○安達 正芳1、長草 生真1、大塚 誠1、渡邉 匡人2、福山 博之1 (1. 東北大学、2. 学習院大学)
司会: 打越雅仁(東北大学)
キーワード:
液滴振動法、無容器浮遊法
銅の熔錬工程において、銅精鉱はマット融体とスラグ融体に沈降分離される。このマット融体とスラグ融体の沈降現象を理解・予測するためには沈降現象を支配するマット融体とスラグ融体の熱物性値が必要となる。しかし、既報の接触法によるマットおよびスラグ融体の熱物性測定では、試料と容器との反応によって生じる測定値の不確かさの評価が困難であり、信頼性の高いマットの沈降現象の予測には至っていない。そこで筆者らは非接触浮遊法の1つであるガスジェット浮遊法を用いたスラグ融体の熱物性測定を目指した研究を行っている。ガスジェット浮遊法では、円錐形のノズルから噴射するガスジェットにより試料を浮遊・保持し、レーザーを照射することで浮遊試料を溶融する。本講演では、これまでに筆者らが行ってきたガスジェット浮遊法を用いた表面張力・粘性測定における最適な浮遊条件の調査に関する成果を報告するとともに、その最適条件下で試みたFeO-SiO2融体の表面張力・粘性の測定の結果について発表する。
