講演情報
[3104]レアメタル価値の第三段階
― Quantity・Quality・Confidenceによる資源価値評価の試み ―
○原田 幸明1 (1. 一般社団法人サステイナビリティ技術設計機構)
司会: 岡本信行(深海資源開発㈱)
キーワード:
レアメタル、資源価値評価、クリティカルミネラル、供給安定性、工程成立性
レアメタルを巡る議論では、これまで資源量や供給安定性が重視されてきた。また材料分野では、高純度化や高機能化などの品質向上が競争力の源泉とされてきた。しかし近年、同等の品質や性能を有する材料であっても容易に代替されない事例が増加している。半導体材料、希土類磁石、特殊鋼、工作機械関連材料などでは、材料特性だけでなく、工程適合性、供給継続性、認証実績、技術支援能力などが重要な価値として認識されている。
本研究では、資源価値の形成過程を Quantity(量)、Quality(質)、Confidence(頼)の三段階として整理することを提案する。Quantity は資源量や供給量、Quality は材料性能や品質を表す。一方、Confidence は工程を成立させ続ける能力、供給を継続する能力、さらには市場を維持する能力を表す概念として位置付ける。
レアアース磁石、タンタルスパッタターゲット等の事例を通じて、現代のレアメタル価値が単なる資源量や材料品質だけでは説明できず、工程成立性や市場継続性を含む新たな価値へ拡張しつつあることを示す。
本研究では、資源価値の形成過程を Quantity(量)、Quality(質)、Confidence(頼)の三段階として整理することを提案する。Quantity は資源量や供給量、Quality は材料性能や品質を表す。一方、Confidence は工程を成立させ続ける能力、供給を継続する能力、さらには市場を維持する能力を表す概念として位置付ける。
レアアース磁石、タンタルスパッタターゲット等の事例を通じて、現代のレアメタル価値が単なる資源量や材料品質だけでは説明できず、工程成立性や市場継続性を含む新たな価値へ拡張しつつあることを示す。
