講演情報

[3107]Bonding型ハイドレートが地盤の弾性波伝播特性に与える影響の数値実験的研究

○西垣 雄規1[修士課程]、武川 順一1 (1. 京都大学)
司会: 坂口清敏(東北大学)

キーワード:

CCS、CO2 ハイドレート、数値実験

地球温暖化解決に向けた脱炭素化の取り組みの一つとして,海底下の地盤中にハイドレート状態でCO₂を貯留するCO₂ハイドレート回収貯留(ハイドレートCCS)が考案されている。ハイドレートCCSの実現には,弾性波を用いたCO₂貯留状況の非破壊モニタリングが不可欠であり,CO₂ハイドレート含有地盤の弾性波伝播特性を詳細に把握する必要がある。微視的なハイドレートの存在形態の違いが弾性波特性に影響することが知られており,各存在形態における影響の解明が進められている。存在形態は大きく分けてPF型,LB型,CM型に大別されるが,土粒子の接触点付近に集中的にハイドレートが存在するBonding型も考慮する必要があると考えられている。本研究では,Bonding型のハイドレート存在形態が,地盤の弾性波伝播特性に及ぼす影響を解明することを目的として,デジタル供試体を用いた数値実験を行った。その結果,3形態と比較して低ハイドレート飽和率帯では弾性波速度は大きくなり,高い剛性を示すことが分かった。