講演情報
[3213]イットリウムオキシフロライドを耐火材に用いる工業用純チタンの誘導溶解
○関本 英弘1、最上谷 康徳1、平塚 貞人1 (1. 岩手大学)
司会:
キーワード:
セラミックス、希土類オキシハライド、Y2O3-YF3系
本研究では、工業用純チタンを省エネルギーで誘導溶融できる技術の開発を目的として、イットリウムオキシフロライド系耐火材の可能性を検討した。YOF/Y₇O₆F₉、Y₅O₄F₇、Y₅O₄F₇/YF₃から成るルツボを作製し、高周波誘導炉を用いて純チタンを溶融した。溶融後、チタンの酸素濃度およびビッカース硬さを測定した。YOF/Y₇O₆F₉ルツボを用いると銀白色の光沢を有するチタンが得られ、ビッカース硬さは溶融前と同程度であった。また、チタン中の酸素濃度は0.2 wt%でJIS2級純チタンとして許容できる範囲内にあった。また、溶融後のルツボに特段の破損も認められなかった。一方、Y₅O₄F₇るつぼおよびY₅O₄F₇/YF₃るつぼでは、チタン中の酸素濃度は0.15 wt%と低かったものの、溶融後のルツボにクラックが確認された。
