講演情報

[3311]地域に選ばれる再生可能エネルギー事業者の在り方について

○川崎 雄介1 (1. 一般社団法人再生可能エネルギー地域活性協会)
司会: 渡邊絢子(秋田大学)

キーワード:

再生可能エネルギー、太陽光発電、地域共生、自然との共生

近年、再生可能エネルギーの急速な普及に伴い、開発現場での地域トラブルが増加している。これを受け、自治体による独自のルール制定に加え、国においても不適切案件に対する規制強化が閣議決定されるなど、事業への視線は全国的に厳しさを増している。地域住民から理解を得られない事業は進めることが難しく、「地域に喜ばれる再エネ」でなければ生き残れない時代を迎えた。この「地域社会といかに向き合うか」という課題は、大規模な開発を伴う鉱物資源の現場とも共通する悩みである。 本報告では、環境省から受託して制作した優良事例紹介サイト「Good Echo」の知見をもとに、地域共生のヒントを提示する。昨今のネガティブな報道に対し、同事業では「地元に喜ばれている良い事例」を4つの切り口から全国20エリア選び、各自治体の首長や担当者に直接取材を行った。 セッションでは、北海道松前町と東急不動産の取り組みなどを取り上げ、再エネがどのように地域課題の解決や地域の魅力づくりに役立っているのかを具体的に紹介する。事業者が地域とどう対話し、良い関係を築けばよいのか。再エネ業界のリアルな経験を共有し、責任ある鉱物調達を考える異分野対話のきっかけとしたい。