講演情報
[3402]くさび型ソケットのロープ抜け条件の検討
○古田 剛史1、羽木 克昌1 (1. 神鋼鋼線工業株式会社)
司会: 鈴木耕一(㈱コラボテック)
キーワード:
ワイヤロープ、端末加工、安全、クレーン、くさび型ソケット
ワイヤロープの端末金具の一種である『くさび型ソケット』において、ワイヤロープが抜けてクレーンが倒壊するという事故が大阪府で発生した。その事案を受けて、大阪府警殿よりワイヤロープの知見を有する第3者としてロープの調査に協力してほしいとの依頼を受け現物の調査および再現実験を行った。今回の調査結果から、以下のことが分かり、大阪府警殿に報告、事件の解決に繋がったとのことで感謝状を頂いた。
*事故品のソケットはくさびが効く状態で、物としての問題は無かった(ただし、くさびとソケット間の隙間が小さいためか、やや組立時の嵌め合いが悪かった。)
*以下の2 条件でロープが滑る状態が発生した。
(1)くさびが完全に効く前にワイヤクリップを留めてしまった場合
(2)使用中に荷重が抜けてしまう場合
また、今回の再現試験では確認していないが、くさび部に異物があった場合もくさびが効かずに抜ける場合がある。
当社としては安全にワイヤロープを使用頂くための知見として、安全なくさび型ソケットの使用方法を策定する一助となればと考える。
*事故品のソケットはくさびが効く状態で、物としての問題は無かった(ただし、くさびとソケット間の隙間が小さいためか、やや組立時の嵌め合いが悪かった。)
*以下の2 条件でロープが滑る状態が発生した。
(1)くさびが完全に効く前にワイヤクリップを留めてしまった場合
(2)使用中に荷重が抜けてしまう場合
また、今回の再現試験では確認していないが、くさび部に異物があった場合もくさびが効かずに抜ける場合がある。
当社としては安全にワイヤロープを使用頂くための知見として、安全なくさび型ソケットの使用方法を策定する一助となればと考える。
