講演情報

[3512]JOGMECのCarbon dioxide capture and storage (CCS)に対する取り組み

○赤井 崇嗣1 (1. (独)エネルギー・金属鉱物資源機構)
司会: 任傑(秋田大学)

キーワード:

二酸化炭素回収・貯留、カーボンニュートラル

政府が掲げる2050年カーボンニュートラルの実現に向け、Carbon dioxide capture and storage (CCS)は重要な役割を担うと考えらえる。CCSは、再生可能エネルギーへの転換や水素・アンモニア・合成燃料をはじめとする新エネルギーの導入などの非化石燃料への転換では脱炭素化が難しい(Hard to abate)分野においても脱炭素化を推進することができる技術として国際的に注目されている。日本においては、CCSをエネルギー安定供給、経済成長、脱炭素の同時実現に不可欠な技術と位置づけ、CCSの社会実装に向けた環境整備が進み、2024年5月のCCS事業法が成立以降、規制および支援の制度の議論も加速している。JOGMECにおいては、国内におけるCO2圧入実証事業等を通じたCCS社会実装に向けた技術基盤の整備を進めるとともに、2023年度からは横展開可能なビジネスモデルを確立するために模範となる先進性のあるプロジェクトに対し、CO2の分離・回収から輸送、貯留までのバリューチェーン全体を一体的に支援する「先進的CCS事業」を開始している。本講演では、これらのJOGMECの取り組みについて紹介する。