セッション詳細

[S14]フォルダマーの魅力 —基礎から材料・創薬研究へ—

2021年3月27日(土) 15:45 〜 17:45
[I会場] 講演会場I オンライン
オーガナイザー:大庭 誠(京府医大院医)、臼井 一晃(昭和薬大)、出水 庸介(国立衛研)
1996年にGellman教授(米国・ウィスコンシン大学)によって名付けられた、規則的な一定の二次または三次構造をとる人工オリゴマー分子“Foldamer(フォルダマー)”[1]。それから20年以上が経過し、様々なタイプのフォルダマーが開発され、そのユニークな構造特性が明らかにされている[2]。また、機能化に向けた研究も精力的に行われており、ケミカルバイオロジー研究のツールや医薬品候補としても期待されている[3]。
本シンポジウム「フォルダマーの魅力 —基礎から材料・創薬研究へ—」では、シンポジストとして薬学系・非薬学系の先生をバランスよくお迎えし、多岐にわたる切り口からフォルダマーの魅力に迫る。すなわち、核酸・ペプチド・人工らせん分子など異なる分子を構成要素とし、基礎研究から材料や創薬への応用研究まで広義の機能化に向けたフォルダマーの可能性について議論する。
[1] S. H. Gellman et al., J. Am. Chem. Soc. 1996, 118, 13071.
[2] G. Guichard, I. Huc, Chem. Commun. 2011, 47, 5933.
[3] E. Valeur et al., J. Med. Chem. 2016, 59, 9599.

趣旨説明:大庭 誠(京府医大院医)

[S14-1]核酸医薬のための化学的アプローチ

○阿部 洋1 (1. 名大院理)

[S14-2]ヘリセンのらせん形フォールディング構造に着目した多角的応用研究

○臼井 一晃1 (1. 昭和薬大)

[S14-3]動的不斉をもつ超分子カプセルの分子認識

○灰野 岳晴1 (1. 広島大院先進理工)

[S14-4]核酸医薬のデリバリーを指向したAib含有ペプチドの創製

○和田 俊一1 (1. 大阪薬大)

[S14-5]生体分子キャリアを志向した、非天然アミノ酸含有ペプチドフォルダマーの創出

○沼田 圭司1 (1. 京大院工)

総括:出水 庸介(国立衛研)