セッション詳細

[S09]超硫黄分子を軸にした生命原理変革と創薬・医療への応用

2023年3月26日(日) 10:10 〜 12:10
[HS1会場] 保健科学院 多目的室 1F
オーガナイザー:西田 基宏(九大院薬)、中川 秀彦(名市大院薬)
硫黄が直鎖状に連結した超硫黄(スーパースルフィド)が、普遍的な生命素子として生体内で豊富に産生され、エネルギー代謝やタンパク質品質管理、シグナル伝達などを支える生体内の重要な電子移動媒体として働くことが明らかにされてきた。超硫黄分子は、酸素や活性酸素を感知し、その生物活性を担うとともに、核酸・タンパク質など主要な生体分子の生理機能創発の要となり、幅広い生命現象を支えていると考えられる。本シンポジウムでは、超硫黄分子と多彩な関連分子・生体システムの機能的相互作用を解明するために必要な、最先端の硫黄定量オミックスや硫黄イメージング技術、ケミカルモジュレーターの開発成果を紹介し、超硫黄代謝フラックスの世界標準に関するコンソーシアムの構築に向けた集学的なアプローチを議論する。さらに、これら超硫黄計測基盤技術を活用した革新的な生物学を医薬学で創成し、健康・医療に役立つ生理機能と病態の生命概念を刷新する。

オーガナイザー挨拶:西田 基宏(九大院薬)

[S09-01]転写因子NRF2による硫黄代謝制御と生体防御

○本橋 ほづみ1 (1. 東北大加齢研)

[S09-02]超硫黄電子伝達による生体防御とエネルギー代謝

○赤池 孝章1 (1. 東北大院医)

[S09-03]超硫黄分子のラジカルスカベンジ作用と細胞内シグナル伝達

○斎藤 芳郎1 (1. 東北大院薬)

[S09-04]超硫黄分子の検出蛍光プローブの開発と生合成制御のためのケミカルツール創製

○花岡 健二郎1 (1. 慶應大院薬)

[S09-05]超硫黄分子の生体内挙動・反応性探索のためのケミカルツール

○中川 秀彦1 (1. 名市大院薬)