セッション詳細

[S16]構造薬科学―創薬を見据えた“分子”の立体構造操作―

2023年3月26日(日) 13:50 〜 15:50
[M2会場] 医学部学友会館「フラテ」 大研修室 1F
オーガナイザー:三澤 隆史(国立医薬品食品衛生研)、友重 秀介(東北大院生命)
低分子創薬における創薬標的の枯渇が問題視される中、これを解決しようと抗体医薬品のようなバイオ医薬品、PROTACをはじめとするタンパク質分解薬、そして核酸・ペプチドを基盤とした中分子医薬品など創薬モダリティの多様化が爆発的に進んでいる (Angew. Chem. Int. Ed. 2017, 56, 10294; ACS Med. Chem. Lett. 2020, 11, 228)。こうした中、配座固定やコンフォメーション変化の誘起など、低分子からペプチド、核酸、そしてタンパク質に至るまで広い意味での“分子”の立体構造を化学的に操作する取り組みが行われており、これからの創薬に向けた新たなアプローチの一つとして発展しつつある。
本シンポジウム「構造薬科学-創薬を見据えた“分子”の立体構造操作-」では、異なる方法論で異なる分子を対象とした構造操作の研究を展開する5名の研究者をシンポジストとしてお迎えし、その独創的な研究内容についてご講演いただく。薬学系のみならず、薬学会年会に初参加の異分野領域まで多岐にわたる分野からシンポジストが集まっており、分子の構造をキーワードに聴衆も含めてヘテロな集団から成る構造薬科学コミュニティの醸成を期待する。

趣旨説明:三澤 隆史(国立衛研)

[S16-01]三次元配向制御に立脚したオレキシン受容体作動薬の創製

○斉藤 毅1 (1. 筑波大睡眠研究機構(IIIS))

[S16-02]Staple核酸を利用したRNA hackingによる新規核酸医薬の開発

○勝田 陽介1 (1. 熊本大院先端)

[S16-03]タンパク質構造の安定性制御を基盤とした神経変性疾患克服の試み

○友重 秀介1 (1. 東北大院生命)

[S16-04]細胞内輸送効率の向上を目指したα-アミノブタン酸含有キャリアペプチドの創製

○寺田 佳世1 (1. 京大院工)

[S16-05]イミノ糖を用いたファーマコロジカルシャペロン創薬の可能性と今後の展望

○加藤 敦1 (1. 富山大病院薬)

総括:友重 秀介(東北大院生命)