セッション詳細

[GS02]若手研究者が拓くニューモダリティ創薬研究〜革新的医薬品の創出に向けて〜

2023年3月27日(月) 13:50 〜 15:50
[PS1会場] 薬学部 臨床薬学講義室 1F
オーガナイザー:平野 元春(横市大院生命医科学)、納富 亮大朗(九大院薬)
近年、低分子医薬品に続く革新的な医薬品の創出に向けて、高分子または中分子を用いたニューモダリティ創薬研究が盛んに行われている。その中でも特に、高い標的特異性で副作用を抑え、高い薬効が期待できる抗体医薬品や、標的化が困難であったDNAやRNAを標的とすることが可能な核酸医薬品、タンパク質間相互作用を阻害できるペプチド医薬品などが注目されており、従来の低分子医薬品と比較して多くの利点がある。しかしながら、これらの分子はサイズの大きさや高い極性が障壁となり、分子単独で細胞内へ移行することが困難である。また、生体内での化学的安定性に乏しく、容易に分解されてしまう点など解決すべき課題も残されている。そのため、抗体や核酸、ペプチドを細胞内へ送達するための技術開発および化学的安定性の向上のための分子修飾は非常に重要である。
本シンポジウムでは、ニューモダリティとして抗体、核酸、ペプチドに焦点を当て、精力的に創薬研究に取り組む大学院生の研究を紹介する。今回のシンポジウムで活発な議論を行い、次世代の医薬品創出に繋がる機会を提供できることを期待している。

オーガナイザー挨拶

[GS02-01]細胞内タンパク質の標的化を目指した抗体内封脂質ナノ粒子の調製

○平井 勇祐1 (1. 京大化研)

[GS02-02]糖部4'位を硫黄原子で置換した環状ジヌクレオチド類(CDNs)は優れたSTINGアゴニスト活性を発揮する

○近藤 明希1、木下 真緒1、田良島 典子1、南川 典昭1 (1. 徳島大薬)

[GS02-03]遺伝子を制御するメチル化DNAに対して三本鎖DNAを形成可能にする人工核酸の開発とその応用研究

○納富 亮大朗1、佐々木 茂貴2、谷口 陽祐1 (1. 九大院薬、2. 長崎国際大薬)

[GS02-04]配座制御を基盤とした膜透過性環状ペプチドの創製と構造解析

○山﨑 祐季1、久米田 博之2、松井 耕平1、藤原 広一1、渡邉 瑞貴1、周東 智1 (1. 北大院薬、2. 北大院先端生命)

[GS02-05]両親媒性ステープルペプチドによるpDNA, mRNA,及びsiRNAの効率的な細胞内輸送

○平野 元春1,2、横尾 英知3、大庭 誠3、三澤 隆史2、出水 庸介1,2 (1. 横市大院生命医科学、2. 国立衛研、3. 京都府立医大)

総括