セッション詳細

眼領域での薬学研究 Update

2024年3月29日(金) 9:45 〜 11:45
[303会場] 会議センター 303(3F)
オーガナイザー:北谷 和之(摂南大薬)、森 麻美(帝京大薬)
ヒトは外界からの情報の 8 割以上を視覚から取得しているため、視覚から得ている情報は非常に多く、視機能の低下は Quality of Life (QOL) の著しい低下につながる。最近はオンライン会合などが一般的になるなど、パソコンやスマートフォンなどを長時間使用することが増え、ドライアイや眼精疲労をはじめとする見え方の異常を感じている人が多いことも予想される。眼科領域では、この眼の見え方に重点を置いたQuality of Vision (QOV) という概念が一般的である。ただ見えるだけでなく、快適に見えるということ、すなわち QOVを低下させないことが、QOL の維持に非常に重要である。
 脂質は、生体に必須の栄養素であり、細胞膜の基本構成要素であると共に、細胞内外の情報伝達においてメディエーターとしても働くなど、様々な役割を果たしているが、近年では眼疾患への関与も明らかになってきている。そこで本シンポジウムでは、QOV を低下させる代表的な疾患であるドライアイ、網膜色素変性、緑内障及び白内障の病態解明と新規治療薬の創出及び脂質サプリメントによる予防医学に関する最新の知見を紹介し、今後の課題や展望について議論したい。

オーガナイザー挨拶:森 麻美(帝京大薬)

[S03-1]網膜層構造維持におけるリン脂質脂肪酸の役割

○青木 淳賢1 (1. 東大院薬)

[S03-2]涙液油層を構成する多様なマイバム脂質によるドライアイ防止

○木原 章雄1 (1. 北大院薬)

[S03-3]水晶体加齢変化と関連疾患予防の可能性

○中澤 洋介1 (1. 慶應大薬)

[S03-4]緑内障治療薬開発における新規創薬ターゲットの探索

○嶋澤 雅光1 (1. 岐阜薬大)

[S03-5]緑内障及び網膜色素変性モデルマウスの網膜傷害に対するカンナビノイド受容体刺激の影響

○森 麻美1、上園 崇1、恒岡 弥生1、坂本 謙司1 (1. 帝京大薬)

総括:北谷 和之(摂南大薬)