セッション詳細
[1S03m]アディポダイバーシティ
2026年3月10日(火) 8:50 〜 10:40
第3会場(第一看護学科棟 2階 201講義室)
オーガナイザー・座長:根本 崇宏(日本医科大学)、田中 都(名古屋大学)
ほぼ全身に分布する脂肪組織は、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞、ベージュ脂肪細胞といった細胞種の違いや、皮下脂肪や内臓脂肪といった沈着部位の違い、エネルギー貯蔵と熱産生の機能の違いなどに分類されてきた。しかし、近年、シングルセル解析が可能となり、脂肪組織は脂肪細胞、脂肪前駆細胞以外に免疫細胞や線維芽細胞など多くの細胞から構成されていること、さらに、脂肪細胞の種類や機能の多様性があることが明らかになってきた。また、脂肪細胞はただの中性脂肪貯蔵庫ではなく、アディポカインと称されるホルモンの分泌や免疫細胞との相互作用により健康や疾患に深く関与するのみならず、神経性・液性に多臓器と連関することも明らかになってきた。本シンポジウムではこのような脂肪細胞の多様性と脂肪細胞が担う機能の多様性を「アディポダイバーシティー」と捉え、脂肪組織の新たな生理機能とその制御、臓器連関を議論したい。
[1S03m-02]マクロファージと線維芽細胞間の新たな細胞間相互作用が肥満脂肪組織リモデリングを制御する
*神田 容1,2、田中 都1、菅波 孝祥1 (1. 名古屋大学 環境医学研究所 分子代謝医学分野、2. 名古屋大学大学院 医学系研究科)
