講演情報
[WS-B-01]留学経験をキャリアに活かすための実践型支援ワークショップ
*高浜 愛1,2,3、*田中 共子4 (1. 東京都立大学、2. 昭和女子大学、3. 株式会社まなブーケ、4. 岡山大学)
キーワード:
留学経験、キャリア、就職活動(就活)、異文化適応
留学は異文化適応力やキャリア形成に大きな影響を与えるとされているが、実際には留学経験をうまく活かせない学生や、帰国後に苦労する学生が多く存在する。例えば、留学中に積極的に活動できなかった、帰国後の就職活動で適切な自己PRができず「祈られる(不合格となる)」、あるいは異文化適応や再適応に苦戦し自信を失ってしまうなど、さまざまな課題がある。こうした課題を克服し、留学を実りあるものにするためには、帰国後にきめこまやかなサポートを派遣元大学で提供することが不可欠であろう。本ワークショップでは、異文化適応理論(Uカーブモデル、Wカーブモデル)を活用し、参加者が帰国後の支援プログラムを設計するという実践的なアプローチを通じて、留学経験をキャリアに活かすための具体的な方法を学ぶ。
ワークショップは2部構成で行う。第1部では「留学とキャリアの接点(留学×キャリア)」をテーマにディスカッションを行う。まず、アイスブレイクとして、参加者同士が自己紹介を行い、留学支援に関する自身の経験を共有する。その後、留学をキャリアに活かせない学生の具体例をケーススタディとして提示し、グループごとに課題を考察する。例えば、留学先で現地の人とのネットワークを作れず日本人コミュニティ内に閉じこもってしまった、帰国後の就職活動で留学経験をうまくアピールできず評価されない、あるいは異文化適応・再適応に苦しみ自信を失ったといったケースをもとに、どのような支援が必要だったのかを議論し、その結果を全体で共有する。
第2部では「キャリアにつなげるための実践的アプローチ」に取り組む。まず、留学経験を活かしたキャリア支援の成功事例をもとに深掘りする。特に、過剰な自己アピールの危険性等、留学経験が「裏目に出る」ケースについて議論する。また、学生自身が留学経験を言語化し、効果的に自己PRするためのトレーニング方法についても学ぶ。その後、アクションプランの作成に移り、参加者が自身の大学等に戻って導入できる具体的な施策を考え、1分間ピッチ形式(1分で要点を簡潔に伝える発表形式)で発表する。フィードバックを受けながら、実現可能なアイデアにブラッシュアップし、実践的な支援策の策定を目指す。
本ワークショップを通じて、参加者は留学支援における具体的な課題を発見し、異文化適応理論を活用した解決策を考える力を養う。また、大学や企業など、それぞれの立場で実践できるキャリア支援のアイデアを共有し、ネットワークを広げる機会にもなる。特に、異文化適応理論を基盤としたキャリア支援の新たな視点を得ること、学生が直面する課題を解決するための具体的な支援活動のアイデアを持ち帰ること、さらには「留学経験のキャリア活用」ワークシート等を活用することで、現場での実践にスムーズに応用できる。留学支援の可能性を広げる場を提供し、参加者とともに実践的な支援方法を探ることを目的としている。
ワークショップは2部構成で行う。第1部では「留学とキャリアの接点(留学×キャリア)」をテーマにディスカッションを行う。まず、アイスブレイクとして、参加者同士が自己紹介を行い、留学支援に関する自身の経験を共有する。その後、留学をキャリアに活かせない学生の具体例をケーススタディとして提示し、グループごとに課題を考察する。例えば、留学先で現地の人とのネットワークを作れず日本人コミュニティ内に閉じこもってしまった、帰国後の就職活動で留学経験をうまくアピールできず評価されない、あるいは異文化適応・再適応に苦しみ自信を失ったといったケースをもとに、どのような支援が必要だったのかを議論し、その結果を全体で共有する。
第2部では「キャリアにつなげるための実践的アプローチ」に取り組む。まず、留学経験を活かしたキャリア支援の成功事例をもとに深掘りする。特に、過剰な自己アピールの危険性等、留学経験が「裏目に出る」ケースについて議論する。また、学生自身が留学経験を言語化し、効果的に自己PRするためのトレーニング方法についても学ぶ。その後、アクションプランの作成に移り、参加者が自身の大学等に戻って導入できる具体的な施策を考え、1分間ピッチ形式(1分で要点を簡潔に伝える発表形式)で発表する。フィードバックを受けながら、実現可能なアイデアにブラッシュアップし、実践的な支援策の策定を目指す。
本ワークショップを通じて、参加者は留学支援における具体的な課題を発見し、異文化適応理論を活用した解決策を考える力を養う。また、大学や企業など、それぞれの立場で実践できるキャリア支援のアイデアを共有し、ネットワークを広げる機会にもなる。特に、異文化適応理論を基盤としたキャリア支援の新たな視点を得ること、学生が直面する課題を解決するための具体的な支援活動のアイデアを持ち帰ること、さらには「留学経験のキャリア活用」ワークシート等を活用することで、現場での実践にスムーズに応用できる。留学支援の可能性を広げる場を提供し、参加者とともに実践的な支援方法を探ることを目的としている。