講演情報
[PS-02]持続可能な短期留学生受入プログラムの構築に向けて- Tohoku University Engineering Short Programの事例から
*中島 佳那子1、*谷川 恵1、羅 漢1 (1. 東北大学工学研究科)
キーワード:
留学生、短期プログラム、工学
受講者に求められる 事前の知識・経験等
なし
受講者が受講前に取り組む 事前課題等
なし
概要
本発表では、東北大学工学研究科で2012年から継続して実施してきた短期留学生受入プログラム(Tohoku University Engineering Short Program; TESP)を事例に、補助金等に依存しない自律的なプログラム運営と、その運営を支える教員の参画動機について考察する。TESPは、工学系の複数分野の講義、研究室でのPBLおよび日本文化体験等で構成される約2週間のプログラムであり、研究科内における多数の教員の参画が不可欠である。
TESPは当初、補助金事業として特定教員の強力なリーダーシップのもとで開始された。しかし、多くの事業が補助金終了とともに縮小するなか、TESPは参加学生からの参加費を原資とし、それを協力研究室や運営支援へと還元するシステムを構築した。これにより、実施回数および参画教員数を拡大させつつ、外部資金に頼らない「自走型」の運営モデルへと移行を遂げた。
本報告の前半では、立ち上げから自律的運営への移行プロセスや、本学学生および地域社会との協働といった実務的な枠組みを詳述する。後半では、この仕組みを次代へ引き継ぐための課題として、参画教員の意識分析に焦点を当てる。強力なリーダーの退職後もプログラムを発展させるためには、教員がどのような動機(研究室への留学生リクルーティング、日本人学生への教育的効果等)で参画しているかを把握し、主体的なコミットメントを引き出すことが不可欠である。2026年夏季プログラムで実施予定の教員アンケートの設計と初期的な分析結果を共有し、国際教育プログラムを持続可能な取り組みへと変換するための条件について、参加者と共に議論を深めたい。
なし
受講者が受講前に取り組む 事前課題等
なし
概要
本発表では、東北大学工学研究科で2012年から継続して実施してきた短期留学生受入プログラム(Tohoku University Engineering Short Program; TESP)を事例に、補助金等に依存しない自律的なプログラム運営と、その運営を支える教員の参画動機について考察する。TESPは、工学系の複数分野の講義、研究室でのPBLおよび日本文化体験等で構成される約2週間のプログラムであり、研究科内における多数の教員の参画が不可欠である。
TESPは当初、補助金事業として特定教員の強力なリーダーシップのもとで開始された。しかし、多くの事業が補助金終了とともに縮小するなか、TESPは参加学生からの参加費を原資とし、それを協力研究室や運営支援へと還元するシステムを構築した。これにより、実施回数および参画教員数を拡大させつつ、外部資金に頼らない「自走型」の運営モデルへと移行を遂げた。
本報告の前半では、立ち上げから自律的運営への移行プロセスや、本学学生および地域社会との協働といった実務的な枠組みを詳述する。後半では、この仕組みを次代へ引き継ぐための課題として、参画教員の意識分析に焦点を当てる。強力なリーダーの退職後もプログラムを発展させるためには、教員がどのような動機(研究室への留学生リクルーティング、日本人学生への教育的効果等)で参画しているかを把握し、主体的なコミットメントを引き出すことが不可欠である。2026年夏季プログラムで実施予定の教員アンケートの設計と初期的な分析結果を共有し、国際教育プログラムを持続可能な取り組みへと変換するための条件について、参加者と共に議論を深めたい。
