講演情報
[A-12-11]生成AI教育実践におけるAI受容性評価と受講者反応の分析
〇峨家 大尚1,4、木村 尚仁1、加賀 零也1、米濱 瞭2、湯浅 崇3、笹川 直人3、老田 圭吾3 (1. 北科大、2. 札幌大谷大、3. 網走市教育委員会、4. ㈱ipsera)
キーワード:
教育工学、生成AI、リカレント教育、生涯学習、社会教育、プログラミング
近年,生成AIは文章,画像,プログラム,音楽など多様なコンテンツ生成を支援する技術として急速に普及している。一方で,非専門家層や児童生徒においては,生成AIの仕組みへの理解不足や操作への不安から,活用に踏み出しにくい状況も見られる。本研究では,北海道網走市で実施した小中学生および一般市民向け生成AI教育実践を対象に,講座後アンケートに基づき,AI受容性評価と受講者反応を分析した。講座では,生成AIを「つくるAI」として説明したうえで,自然言語により作りたいものをAIへ伝え,プログラムコードを生成するバイブコーディングを紹介した。実習では,Google Geminiを用いたHTMLアプリ生成と動作確認を行い,さらに音楽生成AIを用いて地域性を取り入れた「網走の歌」の制作を行った。講座後に実施した全11項目の5件法アンケートを5点満点で数値化した結果,全項目平均は一般参加者で4.15点,小中学生参加者で4.41点であった。また,「とてもそう思う」および「少しそう思う」を肯定的回答として集計したところ,一般参加者では79.6%,小中学生参加者では83.3%であった。これらの結果から,AIと対話しながら成果物を作成する活動は,生成AIを身近な創作支援ツールとして理解する契機になり得ることが示唆された。
