講演情報
[B-10A_B-13-26]ヘテロコア光ファイバを用いるアンモニアガスセンサ
〇関 篤志1、西山 道子1、渡辺 一弘2 (1. 創価大学、2. (株)コアシステムジャパン)
キーワード:
ヘテロコア光ファイバ、アンモニアガスセンサ、プルシアンブルー、交互積層法
ヘテロコア光ファイバ表面にプルシアンブルーを固定化することによりアンモニアガスセンサを作製し,その特性について検討した.プルシアンブルーはヘキサシアニド鉄(II)酸カリウム水溶液に塩化鉄(II)水溶液を加えることにより調製した.シランカップリング剤を用いてヘテロコア光ファイバ表面を処理することによりアミノ基を導入した.これをプルシアンブルー懸濁液に浸し,静電相互作用による固定化を行うことによりアンモニアガスセンサを作製した.また,ポリジアリルジメチルアンモニウムクロリドを用いてプルシアンブルーの積層膜をヘテロコア光ファイバ表面に形成した.ヘテロコア部をプルシアンブルー懸濁液に浸すと, 420nmおよび660nm付近の伝搬光強度は減少した.ここにアンモニア水を加えると,溶液は淡黄色になり,420nmおよび660nm付近の伝搬光の損失ピーク強度が減少した.プルシアンブルーを積層した場合は,積層数の増加に従い420nm付近および740nm付近の伝搬光強度は減少した.プルシアンブルーを積層したセンサをガラス容器に入れ,容器内にアンモニア水を滴下すると540nmにおける伝搬光強度は減少し,760nmにおける伝搬光強度は増加した.容器内からアンモニアガスを除くと540nmにおける伝搬光強度は増加し,760nmにおける伝搬光強度は減少した.
