講演情報

[B-10B-14]Kramers-Kronig 受信を用いた自己コヒーレントOFDM伝送
~実験システムの構築と基本特性~

◎中島 聡紀1、CAO ZHENYANG1、前田 讓治1 (1. 東京理科大学院)

キーワード:

Kramers-Kronig関係、自己コヒーレント検出、OFDM方式

位相情報を含む光信号を直接検波で受信可能な手法として, 情報信号に無変調キャリアを重畳して伝送する自己コヒーレントヘテロダイン (Sc-He) 方式が広く知られている. Kramers-Kronig (KK) 受信方式は, Sc-He 方式で発生する信号間ビート干渉 (SSBI) を受信端における信号処理で除去する方式であり, 信号形式に依存しない光電界の回復を可能にする. KK受信方式を光 OFDM 信号の受信に用いれば, コヒーレント光 OFDM と同程度の帯域幅で, 直接検波による伝送が可能になる. 本稿では, KK受信を用いた自己コヒーレント OFDM 伝送のオフライン実験システムと, 送受信器対向試験の結果について述べる.