講演情報
[B-14-25]API統一による機器横断制御アーキテクチャの提案と省エネ実証
〇川添 博史1、佐古田 健志1、溝口 侑1、田村 亮太1、増田 大輝1、高 明淑1 (1. (株)東芝)
キーワード:
Web API、ビル設備管理、異種設備連携、エネルギーマネジメント、省エネルギー
近年,建物設備の省エネルギー運用や快適性向上を目的として,照明,空調,ブラインド等の複数設備を連携制御する要求が高まっている。しかし,設備ごとに通信プロトコルやデータ形式が異なるため,アプリケーション開発や運用条件変更の際には個別対応が必要となり,工数増大が課題となっている。本稿では,設備固有の通信仕様をプロトコル変換ゲートウェイによりWeb APIへ統一し,機器横断的な制御およびデータ取得を可能とするアーキテクチャを提案する。本アーキテクチャは,制御API,時系列データ取得API,機器一覧取得API,認証・認可APIを備え,BACnetやModbusを用いる異種設備を統一的に扱う。さらに,本アーキテクチャをオフィスビルに適用し,照明・空調・ブラインドのスケジュール制御,人感センサ連動制御,運転条件変更による省エネ評価を実施した。その結果,設備ごとの通信仕様を意識することなく運用条件を柔軟に変更できることを確認するとともに,照明では前年度同月比約10%の消費電力量削減を達成した。以上より,提案アーキテクチャの有効性を示した。
