講演情報
[B-15-12]カメラ計測を教師データとした足部IMUによる短距離走加速状態推定手法の検討
◎△平野 翔大郎1、甲斐 丈太郎1、冨澤 健心2、小比賀 亮仁1、小板 隆浩2 (1. 同志社大、2. 同志社大学大学院)
キーワード:
足部IMU、短距離走、加速状態推定
近年,スポーツ分野ではカメラや慣性計測装置(IMU)を用いた動作解析が注目されている.特に短距離走では,スタートから数十mの加速局面が記録に大きく影響するため,1歩ごとの速度変化を把握することが重要である.しかし,カメラ計測は速度変化の教師データを得やすい一方で,設置や校正の負担が大きく,日常的な練習環境での利用には課題がある.そこで本研究では,カメラ計測により得られる1歩ごとの速度変化量を教師データとし,足部IMUから取得した加速度・角速度などの特徴量を用いて,短距離走の加速状態を推定する手法を検討する.提案手法では,動画から各歩の平均速度を算出し,隣接歩の差分から速度変化量を求める.また,足部IMUデータを1歩ごとに分割し,接地時間,加速度ピーク,角速度ピークなどを特徴量として抽出する.これらを対応づけることで,足部IMUのみで加速状態を推定するモデルの構築を目指す.最終的には,選手が自身の加速状態を客観的に振り返り,走動作の改善につなげられる自己分析支援への応用を目指す.
