講演情報

[B-15-45]漏洩同軸ケーブルを用いた複数同時海洋観測の検討

〇倉田 康平1、羽住 悠希1、小池 義和1、森野 博章1、清水 悦郎2 (1. 芝浦工大、2. 東京海洋大学)

キーワード:

水中観測、漏洩同軸ケーブル、水中通信、無線通信

有線ケーブルにセンサを接続して海中のリアルタイム観測を行うことは古くから行われている。この場合、一本のデータ転送用のケーブルに一つの観測機が接続されることが多く、多点での同時計測を行うためには、複数本用意する必要があり、利便性を損ね、装置構成の変更にコストがかかる。また、光ファイバーを用いることで利便性を解消できるが市販のWiFi接続が可能な観測機を用いるために装置変更が要求される。これに対して、トンネルなどの無線電波の伝搬が困難な状況では漏洩同軸ケーブル(LCX)が用いられていた。 本研究ではLCXを海中多点リアルタイム観測に適用できないか検討を行った。本来のLCXでは複数点のスリットから伝搬する電波を利用することとなるが、本研究では無線通信可能な耐水容器に封入されたモバイルカメラなどをLCXの1、または2つのスリットに誘電体を介して接触させることで通信可能かどうかを調べた。最初に数値シミュレーションを行い、減衰量から通信の可能性について検討した。