講演情報

[B-16-12]金属配管内の無線LAN通信における配管径の違いが性能に与える影響の調査

◎松本 翔太郎1、野林 大起1、池永 全志1 (1. 九州工業大学)

キーワード:

導波管、無線LAN、通信エリア拡張

建物や工場などの設備内では,センサや監視機器の増加に伴い,広範囲で安定した無線通信環境が求められている.しかし,屋内では壁や床,設備機器による遮蔽や反射の影響により,通信品質が低下する場合がある.また,アクセスポイントの追加設置や配線の敷設が困難な場所も多く,既設設備を活用した通信エリア拡大手法が必要である.そこで本研究では,建物内に既設されている金属配管を無線通信路として利用する方法に着目する.金属配管内では,電波が配管に沿って伝搬することが期待できる一方,配管径によって伝搬損失や通信品質が変化する可能性があり,配管径を考慮した通信性能の評価が課題となる.本研究では,実設備で用いられる配管径の一例として150 mmの金属パイプを対象に,受信電力や通信品質を測定し,金属配管を用いた無線通信性能を評価することを目的とする.