講演情報
[B-16-18]QoS 保存型トポロジ粗視化手法に関する一検討
〇井上 翔太1、大崎 博之1 (1. 関西学院大)
キーワード:
トポロジ粗視化、サービス品質、ネットワークシミュレーション
本稿では、通信ネットワークのリアルタイムシミュレーションおよび性能予測の計算負荷を削減するため、サービス品質 (QoS) を保存するトポロジ粗視化手法 QoSCut を提案する。提案手法は、次数の高いハブノードをアンカーノードとして保護しつつ、構造類似度、リンク遅延、およびトラフィック利用率に基づく QoS ギャップスコアを用いてノード統合を行う。これにより、単なるグラフ構造の保存だけでなく、フローごとのエンドツーエンド遅延の保存を考慮した粗視化を実現する。BA モデルおよび Waxman モデルを用いたシミュレーション評価により、提案手法は従来の重み付きエッジ縮約法と比較して、同一のノード削減率における平均遅延誤差を低減できることを確認した。
