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[B-17-02]遺伝的アルゴリズム誘導を用いたマルチエージェント強化学習によるUAV 中継配置:MADDPG と MAPPO の比較研究

◎徐 文博1、中里 仁1、宗 秀哉2、長谷川 幹雄1 (1. 東京理科大学、2. 工学院大学)

キーワード:

UAV、マルチエージェント強化学習、自律制御、遺伝的アルゴリズム

地上通信インフラが損壊する大規模災害時では,複数の無
人航空機(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)が空中中継局と
して動作し,基地局(BS:Base Station)と地上端末間の通信
リンクを一時的に復旧することができる.複数の空中中継
局の移動制御として,UAV の協調制御にはマルチエージェ
ント強化学習(MARL:Multi-Agent Reinforcement Learning)
が用いられることが検討されているが [1],UAV 数が増加す
ると探索空間が拡大し,従来の MARL では局所最適に陥り,
被災者の集積地点を表すランドマークを同時にカバーする
ことができない課題がある.本課題に対して,学習前に遺伝
的アルゴリズム(GA:Genetic Algorithm)[2] で初期配置を
探索し,ハンガリアン法(HA:Hungarian Algorithm)で UAV
と目標位置を割り当てて学習を「誘導」する手法が有効であ
る [3].しかし既存研究は主に on-policy の MAPPO(Multi-
Agent Proximal Policy Optimization)との組合せに限られ,off-
policy の MADDPG(Multi-Agent Deep Deterministic Policy
Gradient)への有効性は示されていない.本稿では,統一的
な GA 誘導フレームワークで両者を比較し,GA 誘導が収束
の必要条件である一方,優良な配置には MAPPO との組合
せが不可欠であることを示す.