講演情報
[B-1A-24]Wi-Fi プローブパケットの RSSI の分散安定性に関する調査
◎△松下 依央1、木村 太陽2、小比賀 亮仁1、小板 隆浩2 (1. 同志社大、2. 同志社大学大学院)
キーワード:
RSSI、Wi-Fi、プローブパケット、分散安定性、位置推定、災害環境
RSSIを用いた位置推定が広く行われており,先行研究では災害エリアにおける被災者位置推定への応用が示されており,UAVを用いた被災者探索においても活用が期待される.信頼性のある推定には電波環境の特性把握が重要であるが,必要なパケット取得数は明らかになっていない.本研究では,データ数を増加させながら分散を算出し,相対変化率が閾値θ未満の状態がN回連続した時点を安定と定義する手法(θ=0.05,N=10)を提案し,災害環境を想定した条件のもとで各距離に必要なパケット取得数を明らかにすることを目的とする.端末が瓦礫に埋もれた条件のもと,屋外において0 m・5 m・20 m・40 mでWi-FiプローブパケットのRSSIを計測し,距離ごとの分散の収束挙動を評価した.実験の結果,5 m・20 m・40 mではそれぞれ58・43・61個のパケットで分散が安定した.一方,0 mでは安定が確認できず,近距離における本手法の適用が困難である可能性が示唆された.
