講演情報
[B-2-16]合成開口レーダを活用した後方散乱型上りリンク衛星通信の実験的検証
◎新谷 優菜1、堤 羅馬1、佐藤 龍吾1、夏秋 嶺1、森川 博之1、成末 義哲1 (1. 東大)
キーワード:
合成開口レーダ、後方散乱通信、衛星IoT
通信インフラの乏しい遠隔地から小容量センシングデータを収集する手段として衛星通信が有望であるが,端末の能動送信に伴う消費電力が課題となる.本稿では,SAR観測信号を二次利用し,地上端末が搬送波を生成せずに反射位相を切り替えることで情報を重畳する後方散乱型上りリンク衛星通信を実験的に検証する.FPGAと高周波スイッチにより送信符号系列に従って反射位相を切り替える地上端末を実装し,Sentinel-1C衛星の観測時に屋外で動作させた.公開SAR観測信号に復調処理を適用した結果,9通りの候補符号系列から送信系列を正しく識別し,log29=3.17 ビット相当の上りリンク情報伝送に成功したことを確認した.
