講演情報

[B-3-05]月重力場の非一様性が月低軌道通信・測位衛星に及ぼす影響解析

◎大友 康暉1、田村 成1、石川 博康1 (1. 日本大学)

キーワード:

月周回衛星、ドップラーシフト、月重力集中

NASA主導のアルテミス計画では,月測位・通信衛星コンステレーションの構築軌道の一つとして月低軌道(LLO: Low Lunar Orbit)が検討されている.しかし,月面には質量集中領域(Mascon)が存在し,月重力場は非一様であるため,低高度を飛行するLLOでは軌道摂動が顕著となる.これにより,通信や測位において,ドップラーシフト補正に用いる予測値と真値との間に誤差が生じる可能性がある.本研究では,月の重力場を一様と仮定したモデルに基づく予測ドップラーシフト量と月重力場の不均一性を考慮したモデルに基づく真値ドップラーシフト量の差に衛星高度が与える影響を解析・評価した.