講演情報

[B-4-37]GHz 帯における模擬DUT 内部へのEMC ストレス比較評価

〇伊藤 寛輝1、荒井 篤志2、杉本 久憲3、鵜生 高徳4、矢野 佑典5 (1. (株)アイシン、2. (株)東陽EMCエンジニアリング、3. 一般社団法人KEC関西電子工業振興センター、4. (株)デンソーEMCエンジニアリングサービス、5. 名古屋工業大学)

キーワード:

ISO 11452-2、ISO 11452-11、車載電子部品、ストレス比較、GHz帯、イミュニティ試験、EMS

本評価では,車載電子機器の放射イミュニティ試験に用いられるALSE法(ISO 11452-2)とRVC法(ISO 11452-11)について,GHz帯における模擬DUT内部への電磁ストレスの差異を比較評価した.空隙を有する金属筐体と内部の模擬PCBからなるDUTを構成し,(1~6) GHzの範囲で妨害波を印加した際に誘起される電圧を測定した.VNAによる透過特性測定および電界校正データを用いて,両試験法における100 V/m印加時の誘起電圧を算出し比較した.その結果, 2 GHz以上ではRVC法がALSE法に比べ平均7.73 dB高いストレスを与えることが確認された.さらに模擬DUTの受信特性を解析したところ,ALSE法でのアンテナ方向とDUTの最大結合方向の不一致が高周波帯で顕著となる事が確認された.以上より,高周波帯においてALSE 法は照射アンテナ方向に依存するのに対して,RVC 法ではあらゆる方向からの影響を模擬できると考えられる.