講演情報

[B-5A-08]リザバーコンピューティング型OFDM受信機向けサブキャリア適応読出しの設計

◎△堤 羅馬1、佐藤 龍吾1、森川 博之1、成末 義哲1 (1. 東大)

キーワード:

リザバーコンピューティング、OFDM、受信機

リザバーコンピューティング(RC)は,入力層とリザバー層を固定し読出し重みのみを学習するため,少数パイロットで学習可能なOFDM受信機を実現できる.従来の時間領域RC型受信機では,高速フーリエ変換(FFT)前に共通の読出し重みを用いるため,サブキャリアごとに異なるチャネル応答や歪みに十分適応できない.本稿では,時間領域信号から得たリザバー状態列をFFTによりOFDMリソースグリッドへ写像し,離散コサイン変換基底で表現したサブキャリア適応読出し重みを適用するRC型OFDM受信機を提案する.提案手法はRCの高速学習性を保ちつつサブキャリア間のチャネル応答の変化に応じた受信処理を可能にし,遅延スプレッド300 ns,Eb/N0=15 dBにおいてBERを0.071から0.023に低減した.