講演情報

[B-5A-44]ミリ波分散MIMOの複数端末に対応した周波数・タイミング事前補正の実験評価

〇竹内 俊樹1、白瀬 大地1、村岡 一志1、聖代橋 康希1、丸田 靖1、新井 拓人2、和井 秀樹2、塚田 響2、蒋 恵玲3、須山 聡3 (1. 日本電気株式会社、2. NTT株式会社、3. 株式会社NTTドコモ)

キーワード:

ミリ波、高速移動体、分散MIMO、周波数・タイミング事前補正

Beyond 5Gでは,更なる高速大容量通信に向けて,ミリ波など高周波数帯の活用が期待されている.本稿では,自動車や鉄道など高速移動体に向けたバックホール通信へのミリ波分散MIMOシステムの適用を検討する.高速移動体においては,高速移動時のアンテナ切り替えに伴いドップラー周波数や伝搬遅延が急変するため,端末側のみで周波数やタイミングを補正する従来方式では伝送性能が低下する可能性がある.そこで本稿では,複数の高速移動体が同時に通信する現実的な環境を想定し,端末における受信周波数および受信タイミングが一定となるように基地局側で送信周波数および送信タイミングを事前に補正するユーザセントリックな制御方式を複数端末にも対応するよう拡張する.そして,40 GHz帯分散MIMO試作装置を用いた実験により,端末を搭載した車両2台が時速60 kmで対向走行する場合の下り伝送性能について評価する.