講演情報

[B-5B-02]無線リソース効率を最大化するMPTCPスケジューラの実機検証

〇永野 航太郎1、アベセカラ ヒランタ1、岩谷 純一1、淺井 裕介1 (1. NTT株式会社)

キーワード:

クロスレイヤ制御、マルチパスTCP、WLAN

近年,複数インタフェースを有するデバイスの増加と,低遅延/高信頼通信等の観点でMPTCPを使った複数経路活用が注目を浴びている.その際,特に端末稠密環境などにおいては,各端末が共有無線資源すなわちエアタイムを節約して複数経路を使うことが重要となる.一方,既存のMPTCPデフォルトスケジューラは主としてRTTなどのトランスポート層指標にもとづいて経路を選択するため,Wi-Fiパスごとに異なる送信効率差を直接考慮しない.本稿では,無線PHY/MAC層情報を用いてMPTCPのサブフロー割当を最適化するairtimeWF (water-filling)について,4本のWi-Fiパスを用いた実機系を構築し,下位情報として各パスのbitrate情報をフィードバックすることで,MPTCPの経路利用を効率化できることを示す.