講演情報

[B-5B-11]省電力広域無線信号と可動型アンテナを用いた屋内測位方式の検討と実験評価(3)

◎諸隈 晴翔1、李 卓然1、牟田 修1、池田 直広2、北之馬 貴正3 (1. 九大、2. 東急建設、3. Phindex Technologies)

キーワード:

LPWAN、LoRaWAN、平面位置推定、受信電力強度(RSS)、可動型アンテナ

高層ビル等の建設現場では作業従事者の安全確認や機材配置の管理のため, 無線信号を利用した高所作業者や機材の位置推定技術の導入が期待されている. 従来, 無線LAN等の既存インフラを活用した屋内測位技術が検討されているが, 建設現場等では既存の通信インフラが存在せず, また建物の内部構造も時々刻々と変化する. したがって, 建設現場では少数の無線機で建物全体を網羅可能な三次元測位技術の確立が課題となる. 著者らは屋内における三次元測位を実現するための要素技術として,建物内に配置した少数のLoRa 無線機を利用した位置推定技術を提案した. 本稿では,可動型アンテナを用いた屋内測位方式を対象として,距離減衰係数の自動推定手法を適用した場合の特性を比較評価する. 検討方式では, 回転式のアンテナを固定局に設置し, アンテナ回転中に得られる観測したRSS 値の平均値または最大値を用いて位置推定を行う. 屋内環境における位置推定特性を実験的に評価する.