講演情報

[B-6-67]ICNにおける人気度情報を用いた分散キャッシュ探索手法の検討

〇山方 樹1、佐当 百合野2、伊藤 友輔1 (1. 北九州市立大、2. 佐世保工業高等専門学校)

キーワード:

ICN、人気度、クラス化、オーバーヘッド

本研究では,Information-Centric Networking(ICN)における分散キャッシュ探索を対象とし,コンテンツの人気度情報に基づいて探索範囲を制御する手法を提案する.従来の分散キャッシュ探索では,全てのコンテンツに対して同一の探索範囲を適用するため,人気度の高いコンテンツに対して不要な探索が発生し,オーバーヘッドが増大するという課題がある.そこで本研究では,コンテンツの人気度を複数のクラスに分類し,各クラスに異なる探索範囲を設定することで,人気度に応じた探索制御を行う.ns-3を用いたシミュレーション評価の結果,提案手法は取得効率を維持しながらオーバーヘッドを削減できることを確認した.また,人気度をより細かくクラス分けすることで,さらなるオーバーヘッド削減効果が得られることを示した.