講演情報

[B-6-68]セマンティック駆動ICNの提案と基本性能評価

〇鷲尾 太乙1、畑中 勇樹1、横谷 哲也1 (1. 金沢工業大学)

キーワード:

情報指向型ネットワーク、セマンティック通信、セフォール

近年、IoT技術の普及に伴い、センシングデータのトラヒック量が爆発的に増加している。従来のIPネットワークを用いた常時生データのストリーミングは帯域枯渇を招く。定常監視は既存の特化型システムで十分だが、未知の複合的な異常原因究明などアドホックな要求に対し、サイロ化された既存システムで柔軟にデータを効率良く集約することは困難である。この課題に対し、データ送信前に意味情報のみを抽出するセマンティック通信(SemCom)という新しいパラダイムが注目されている。本稿では、ネットワーク自体がデータの文脈を解釈し自律的に必要なデータを引き寄せる情報指向ネットワーク (ICN) を基盤としたアーキテクチャを提案し、ネットワークの最大転送単位 (MTU) 制約下におけるSemComの有効性を検証する。