講演情報
[C-3_C-4-02]波面整合法と物理現象としての光回路設計
〇橋本 俊和1 (1. NTT株式会社 先端集積デバイス研究所)
キーワード:
波面整合法
波面整合法は,入力と出力を与え,光導波路や空間位相変調器を実現する屈折率分布を決定する最適化技術である.もとは,フォトリフラクティブ材料による自己形成導波路を計算機上で再現し,それを光回路設計に用いる試みから出発した.この試みは当初失敗に終わったが,伝搬光の強度ではなく位相不整合を打ち消すように屈折率を変化させる方針へ転換され,波面整合法へと発展した.見方を変えれば,波面整合法は,強度に応答するフォトリフラクティブ材料を,位相不整合に応答する数値計算上の“材料”に置き換えた,ある種の仮想的な物理現象といえる. 本講演では,波面整合法をその成り立ちから紹介するとともに,光回路設計を数値計算上の物理現象として考えてみたい.
