講演情報
[C-3_C-4-42]嗅覚受容体OR51E2を修飾したPLC-MZIセンサによる酢酸ナトリウムの検出
井本 周作1、桑村 豊1、福谷 洋介1、〇清水 大雅1、臼倉 拓弥2、松原 礼高2 (1. 東京農工大学、2. 古河電気工業株式会社)
キーワード:
光センサ、マッハツェンダー干渉計、嗅覚受容体、匂いセンサ、石英系平面光波回路
石英系平面光波回路(Planar Lightwave Circuit: PLC)によるマッハツェンダー干渉計(MZI)センサと嗅覚受容体OR51E2を用いた匂い分子(酢酸ナトリウム)の検出について報告する。MZIセンサの位相変化は検出器長の長さに比例するため、検出器長を長くすることが高感度化につながる。PLCは、伝搬損失が小さく、検出器長を長くすることによる高感度化に向いた系である。本研究では、検出器長100 mmのPLC-MZIセンサにOR51E2を修飾し、既報告を約5倍上回る位相変化(π)を検出した。得られた位相変化とシミュレーション結果により、センサ表面の局所屈折率変化は7.8x10^(-3)程度と既報告より約2.5倍程度大きく、SiよりSiO2の方がORの高密度化に適し、約2倍であることがわかった。以上を合わせて約5倍の感度向上につながったものと考えられる。
