講演情報
[N-1-01]非可逆写像の多様体計算法
〇田中 大斗1、加藤 海渡1、麻原 寛之2、松下 春奈3、美井野 優4、高坂 拓司1 (1. 中京大学、2. 近畿大学、3. 香川大学、4. 鳴門教育大学)
キーワード:
多様体、差分進化
力学系のモデリングにおいて,離散写像が広く用いられている.その中でも,逆写像が陰関数表記になる非可逆写像は,複雑な幾何学的構造を示す.このような力学系においてカオス解析は重要な課題である.カオスの生成や状態遷移現象は,サドル型周期点の安定多様体と不安定多様体が交差するホモクリニック点が関係している.先行研究では,制約条件下における2 次元結合写像系を対象として,ホモクリニック点導出法が提案された.しかし,この手法は強い制約条件下でのみ適用可能である.そのため,条件を満たさない一般的な2次元非可逆写像へ適用することは困難である.そこで本稿では,非可逆写像のホモクリニック点解析の第一歩として,多様体を算出する.
