実行委員長挨拶
日本放射化学会第70回討論会開催のご挨拶
日本放射化学会第70回討論会(2026)
実行委員長
福島大学 共生システム理工学類 教授 高貝 慶隆
日本放射化学会第70回討論会を、2026年9月28日(月)から30日(水)までの3日間、福島大学において開催することとなりました。
実行委員会を代表し、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
本討論会は、放射化学に関わる基礎研究から応用研究まで、幅広い分野の研究者・技術者・学生が一堂に会し、最新の成果を発表し、議論を深める貴重な機会です。核化学、原子核プローブ、環境放射能、放射化分析および放射性核種の分析化学、原子力・アクチノイド化学、核医学・生物関連放射化学、教育関連分野など、放射化学が関わる領域はますます広がりを見せています。
近年では、原子力・廃炉、放射性廃棄物処理・処分、環境動態解析、核医学、材料科学、教育・人材育成など、社会的要請の高い課題に対して、放射化学の知見と技術が果たす役割は一層重要になっています。
そのなかでも福島は、東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所事故を経験した地域であり、放射能・放射線に関する科学的理解、環境回復、廃炉、そして次世代への教育と人材育成において、国内外から大きな関心が寄せられてきました。その福島の地で、放射化学に携わる皆様とともに研究成果を共有し、率直な討論を行うことは、学術的にも社会的にも大きな意義を持つものと考えております。
本討論会では、口頭発表およびポスター発表を通じて、若手研究者・学生の皆様にも積極的に議論へ参加していただける場を設けております。また今回は、企業展示やランチョンセミナーの充実にも力を入れ、産学の連携をより一層促進したいと考えております。分野や領域を越えた交流を通じて、新たな研究の着想、共同研究のきっかけ、そして放射化学の次の展開につながる実りある機会となることを期待しております。
会場となる福島大学は、福島市南部の自然豊かな金谷川地区に位置しています。討論会での活発な議論とあわせて、福島の風土、食、文化にも触れていただければ幸いです。参加者の皆様にとって、本討論会が有意義で記憶に残る3日間となるよう、実行委員会一同、準備を進めてまいります。
多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
2026年7月吉日
日本放射化学会第70回討論会
実行委員長 高貝 慶隆
福島大学 共生システム理工学類

