特別講演
画像センシング関連分野をリードする第一人者をお招きし,技術革新や未来への展望に関するご講演をいただきます.
PT 1
自動運転自動車の実証実験を通した
路車協調型の信号認識技術の現状と課題
路車協調型の信号認識技術の現状と課題
6/14 (水)

講師:菅沼 直樹 氏
金沢大学 高度モビリティ研究所
教授/副所長
略歴:2002年金沢大学大学院博士課程修了.博士(工学).2002年日本学術振興会特別研究員PDを経て,同年金沢大学工学部助手に着任.2015年より異分野融合の研究を主任務とする金沢大学新学術創成研究機構に移籍し, 同機構自動運転ユニット ユニットリーダーに就任し,2019年より同機構 教授に就任.2021年に金沢大学の全学的な組織として,自動運転自動車をはじめとするモビリティ技術の高度化とその社会導入を目指す金沢大学 高度モビリティ研究所が新たに発足され,現在 同研究所 副所長を務める.1998年から自動運転自動車の研究を開始し,2015年からは国内の大学として初となる市街地での公道走行実験を開始.また2018年度~2022年度,内閣府戦略的イノベーションプログラム 第2期 自動運転(システムとサービスの拡張)におけるAD-URBANプロジェクトにおいて研究開発責任者として参画し,産官学の連携による自動車の自動運転技術にかかわる様々な実証実験を実施.総務省北陸総合通信局局長表彰(情報通信月間功労),堀場雅夫賞等を受賞.概要: 内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期 「自動運転(システムとサービスの拡張)」(2008~2022年度)では,東京臨海部等における自動運転自動車の実証実験を通して自動運転に必要となる各種インフラの検討が進められてきた。本講演では,金沢大学,中部大学,名城大学が連携してSIP事業の一環として実施したAD-URBANプロジェクトにおいて開発した自動運転システムの概要と,信号認識による自律型の交差点進入技術,V2I/V2Nによる路車協調型の交差点進入技術の現状と課題等について述べる.
PT2
いま,そこにある課題の魅力
- 産官学に見えない壁はあるか -
- 産官学に見えない壁はあるか -
6/16 (金)

講師:橋本 学 氏
中京大学 工学研究科長
ヒューマンロボティクス研究センター長 教授
略歴: 1987年大阪大学大学院博士前期課程修了.同年三菱電機(株)入社.生産技術研究所,先端技術総合研究所にて,画像検査,ロボットビジョン,セキュリティシステム等の研究開発に従事.2008年中京大学情報理工学部教授.2013年工学部教授.2017年工学部長,2021年より副学長(研究・産官学連携担当),工学研究科長,ヒューマン・ロボティクス研究センター長を兼任.産総研AIRC客員研究員,関西学院大学感性価値創造インスティテュート客員教授兼務.博士(工学).日本ロボット学会実用化技術賞,注目発明表彰,SSII最優秀学術賞,ViEW優秀論文賞,IWAIT Best Paper Award,精密工学会小田原賞,日本マテリアルハンドリング大賞等受賞.概要: かつてないほどにAI研究が進展している現況下でも,画像認識を産業界に普及,浸透させるために解くべき課題は多い.本講演では,生産・物流分野を中心に,2D/3D物体認識や,ロボットの動作生成・教示レス化への応用など,実現場から得た課題意識をもとに開発してきた技術や,現在取り組み中の研究プロジェクトを紹介する.また,産学連携を両側から進めてきた立場から,産学官のよりよい共創のために何が必要か,話題を提供させていただきたい.
