Keynote Session 3
September 21 (Sun) - Day 2 of the Conference 1:45 PM - 3:15 PM (90 minutes)
Venue: A , Room17510 (5th floor)
●起業家パネルディスカッション
「スタートアップ経営者が志向するVUCA 時代の組織マネジメント」
パネリスト
深田浩嗣 氏(株式会社Sprocket 代表取締役CEO)
植山浩介 氏(SATORI 株式会社 代表取締役)
司会:山下勝(青山学院大学経営学部 教授)
パネルディスカッション概要
これまで起業家という存在は、閉塞した経済社会におけるイノベーションの担い手として期待されてきました。そこでは、どのような新しい技術、製品・サービス、ビジネスモデルが、いかにして創出されたのかという点に多くの耳目が集まりました。とくに日本の企業文化のなかでは、起業家は極めて特異な存在として見られ、一層そういった視線が強かったように思われます。けれども、近年ではそんな日本でも、IT分野を中心として多くの会社が創業されるようになり、一方で新卒大学生の就職先として志望されるケースも増えています。
そのような、企業社会で一定のインパクトを放つ重要なプレーヤーであると同時に、身近な存在にもなりつつある起業家やスタートアップ企業が具体的にどのような企業経営を行っているのでしょうか、そしてそれが今後の日本企業の経営にどのような影響をもたらす可能性をもつのでしょうか。このパネル・ディスカッションでは、そういった組織マネジメントの視点に重きを置き、以下の2名の起業家を招いて議論します。
パネリスト紹介
深田 浩嗣 氏(ふかだ ひろし)(株式会社Sprocket 代表取締役CEO)
京都大学工学部情報学科卒業、同大学院情報学研究科中退。同大学院在学中に株式会社ゆめみを創業。2014年にゆめみから分社・独立する形で株式会社Sprocketを創業。
「テクノロジーで、人と企業が高め合う関係を作る」をミッションに、ビジネスの成長に貢献することを目指す。 顧客心理に注目した情報発信を続け、日経クロストレンドで『「新・消費者」の研究』を連載中。
関連ページ:https://x.com/fukadakoji
パネリスト紹介
植山 浩介 氏(うえやま こうすけ)(SATORI株式会社 代表取締役)
東京大学工学部在学中に(株)ネットエイジ(現ユナイテッド(株))をはじめとして、複数のベンチャー企業でエンジニアリング業務に従事。東京大学大学院卒業後、2003年5月トライアックス㈱を起業。中小企業から大手企業まで様々な顧客のマーケティングシステムを開発した経験からMAツール「SATORI」を構想し、2015年10月SATORI㈱を創業。