[1B01-03] Measurement and Control Systems of Nuclear Reactors

11:00 AM - 11:15 AM JST(2:00 AM - 2:15 AM UTC)

[1B01] Gamma-ray measurement in JRR-3 vertical irradiation capsule using a self-powered detector

*Ryoma Takeda¹, Takazumi Ohmori¹, Kento Mitsui¹, Tomoaki Takeuchi¹, Hiroki Ushijima¹, Yoshinori Matsui¹, Daisuke Nio¹, Yasuichi Endo¹, Yuji Okada¹, Hiroshi Ide¹ (1. JAEA)

Keywords:

JRR-3,Irradiation test,Gamma-Ray,self-powered detector,SPGD

JRR-3で実施された材料照射試験において、キャプセルの温度制御に用いたヒータ線（金属被覆ケーブルのシース線）を、キャプセル保護管内のアダプタ部でソフトケーブルに変換している。このアダプタ部は絶縁性や物理的な強度を樹脂モールドで確保しているが、ガンマ線による特性劣化が懸念されるため、今回、オンラインでガンマ線量率を測定できる自己出力型ガンマ線検出器(SPGD)を用いたアダプタ下部位置のガンマ線量の評価を試みた。その結果、JRR-3起動時の炉出力に応じたSPGD出力値を取得するとともに、1サイクル中の積算ガンマ線量及び炉停止時のガンマ線量率の変化を明らかにすることが出来た。今後、キャプセル設計に際してケーブル変換部の健全性評価に向けた基本データを引続き取得する予定である。