[3M01-03] Numerical Simulation 2

9:45 AM - 10:00 AM JST(12:45 AM - 1:00 AM UTC)

[3M01] Validation of reactive transport model for evolution of cementitious material(2).

*Ayaka Koike¹, Keisuke Ishida¹, Morihiro Mihara², Masahito Shibata³, Kayo Sawada³ (1. NUMO, 2. JAEA, 3. Taiheiyo Consultant)

Keywords:

Geological disposal,TRans-Uranic waste,Cementitious material,Reactive transport model

NUMOは処分坑道に使用されるセメント系材料の状態評価を可能とする反応輸送解析モデルを整備してきた。前回発表では、セメント系材料試料をCsI溶液に一定期間静置した浸漬試験の結果得られた試料の溶脱領域と、この試験系を単純化した解析体系を用いた反応輸送解析で得られた溶脱領域との比較により、解析結果の溶脱領域が過小となることを示した。この一因として、試験容器の形状を解析上適切に表現できず、試験中の試料と溶液の境界におけるCa濃度が一致していないためと考えられた。本発表では、現行の解析体系を用いてモデルの妥当性確認を行うため、容器形状の影響を排することができるよう、試料と溶液の境界におけるCa濃度を一定にすることが可能な試験体系を構築し、これを用いて実施した浸漬試験結果と解析結果との比較を行った結果を示す。