Presentation Information
[G-P-21]A Preliminary Map of Cataclinal and Anaclinal Slopes in the Iizuka Formation Area, Noto Peninsula
*Daisaku KAWABATA1, Toshimitsu IWAYA1, Yoshinori MIYACHI1, Keiichi SAKAGUCHI1 (1. Geological Survey of Japan, AIST)
Keywords:
Landslide,Cataclinal slope,Anaclinal slope,Dip angle,Strike angle
地質構造と地形面の幾何学的な関係から斜面の構造を流れ盤・受け盤に分類することができ、これまで流れ盤・受け盤と斜面変動の関係において多くの事例が報告されている。例えば流れ盤斜面では、降雨時に不透水層となる地層面上面をすべり面として斜面変動が発生しているケースが多く報告されている。一方で地震時には多数の斜面変動が記録されるが、流れ盤・受け盤の面的な分布が明らかになっていないため、流れ盤・受け盤と斜面変動の関係は定量的に明らかにはなっていない。産業技術総合研究所地質調査総合センター(以下,産総研)では,経済産業省がとりまとめている知的基盤整備計画に基づき斜面災害リスク評価のための地質情報整備事業を2022年から2025年度にかけて実施した。流れ盤・受け盤マップの作成は整備事業における研究テーマの一つであり,手法や検討については巌谷ほか(2024)や川畑ほか(2025)で検討を進めている。
2024年1月に能登半島地震により多数の斜面変動が発生した。地震発生直後には国土地理院から衛星画像判読からの斜面崩壊・堆積分布情報が公開され,最近にはDEM地形判読・PIV(粒子画像流速測定法)解析による地表変状分布情報が公開されている。本研究では、斜面変動発生地域の中で5万分の1地質図幅に記載されている堆積層である飯塚層分布地域を対象に地質構造・地層面・走向傾斜情報を基に流れ盤・受け盤斜面分布図を作成し、斜面変動との関係についてGIS(地理情報システム)による分析を行った。
文献
巌谷敏光・川畑大作・宮地良典(2024) 流れ盤・受け盤マップ作成のための地形面と地層面の関係の表現手法について.令和5年度 防災・減災のための高精度デジタル地質情報の整備事業 報告書,地質調査総合センター速報,No.86,pp.75-79.
川畑大作・巌谷敏光・阪口圭一・宮地良典(2025)流れ盤・受け盤マップ作成の試作と走向傾斜データ整備.令和6年度 防災・減災のための高精度デジタル地質情報の整備事業 報告書,地質調査総合センター速報,No.87,115-120.
2024年1月に能登半島地震により多数の斜面変動が発生した。地震発生直後には国土地理院から衛星画像判読からの斜面崩壊・堆積分布情報が公開され,最近にはDEM地形判読・PIV(粒子画像流速測定法)解析による地表変状分布情報が公開されている。本研究では、斜面変動発生地域の中で5万分の1地質図幅に記載されている堆積層である飯塚層分布地域を対象に地質構造・地層面・走向傾斜情報を基に流れ盤・受け盤斜面分布図を作成し、斜面変動との関係についてGIS(地理情報システム)による分析を行った。
文献
巌谷敏光・川畑大作・宮地良典(2024) 流れ盤・受け盤マップ作成のための地形面と地層面の関係の表現手法について.令和5年度 防災・減災のための高精度デジタル地質情報の整備事業 報告書,地質調査総合センター速報,No.86,pp.75-79.
川畑大作・巌谷敏光・阪口圭一・宮地良典(2025)流れ盤・受け盤マップ作成の試作と走向傾斜データ整備.令和6年度 防災・減災のための高精度デジタル地質情報の整備事業 報告書,地質調査総合センター速報,No.87,115-120.
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