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[T11-O-13]Relationship Between Earthquake Damage and Surface Geology in Himi City During the 2024 Noto Peninsula Earthquake

*Naoko KITADA1, Mamoru MIMURA1, Naohisa MIYASHITA2, Futoshi JINDAI2, Kunihiro TOMITA3, Hiroyuki NAKANO3 (1. Geo-Research Institute, 2. Department of Construction, Himi City, 3. Nix Japan)
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Keywords:

024 Noto Peninsula Earthquake,Liquifaction,Surface Geology

 令和6年能登半島地震(2024年1月1日発生)では,石川県能登地方の広い範囲で震度6弱以上の揺れが観測された。地震動により,日本海沿いの潟湖周辺のうち,砂堆堆積物(砂主体)の地域では液状化等が発生した(例えば,北潟湖,柴山湖など)。特に富山湾周辺では,砂堆の発達に伴う海岸地域では,氷見市や射水市などにおいて被害が多数発生した。砂堆の発達には海流の流れによる分級作用が主な要因で比較的粒径の揃った砂が分布する。分級した砂層の分布と地形として比較的標高の低い地域が重なれば,地下水位が高くなり,液状化のリスクも高まると考えられる。本検討では,氷見市および周辺地域の地形地質的な発達史を考察し,その特徴を明らかにするとともに,ボーリング情報を収集して,地域の表層地盤についての考察を行った。本検討は氷見市の復興対策を検討するにあたる基礎情報として実施した。該当地域の海岸線は比較的直線的であり,海岸線より少し内側に続く微高地は砂碓堆積物であること,砂碓の発達に伴って山間部から流下する河川は流路阻害にあって,な陸側に氾濫原(湿地)やラグーンを形成していることが明らかになり,砂碓は細砂が分布し,氾濫原には粘土が分布する特徴が明らかになった。さらに河川の流路も護岸整備が進むことで直線的な流れに変化しているが,従来の河道はかなり蛇行していること,圃場整備などに伴って,原地形が失われて自然地形の把握が難しいことなどが明らかになった。また,宅地の工法も年代と共に変化することから,液状化被害の発生地域と被害地域の特徴の解釈には大変難しいところもあるが,自然地形と表層地盤の特徴について,ボーリング情報を集めて検討することで詳細に理解できる結果となった。また,地震後に観測を行った地下水位の変化からは,砂碓が発達する地域では,地下水位が比較的浅いこと,降雨による地下水位の変化が著しいことが明らかになった。地震発生前日の降雨によって地下水位が上昇しており,これも地震時の液状化を促進した一因であると考えられる。

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