[1G03-07] CO2 recovery/conversion

3:45 PM - 4:00 PM JST(6:45 AM - 7:00 AM UTC)Japanese

[1G05] CO2 insertion reaction into ethylene over supported AuNi alloy and Pd nanoparticle catalysts

○Lihsein Chaio¹, Kosei Arata¹, Akihiro Nakayama², Norihito Sakaguchi³, Toru Murayama³, Tetsuya Shimada¹, Shinsuke Takagi¹, Tamao Ishida^1,4 (1. Tokyo Metropolitan University, 2. Kyushu University, 3. Hokkaido university, 4. Osaka Metropolitan University)

Keywords:

Supported metal catalyst,Carboxylation,Acrylic Acid

エチレンへのCO₂を用いたカルボキシ化反応によるアクリル酸合成は、均一系Pd, Ni触媒で報告されているが、不均一系触媒では報告されていない。本研究ではこの反応に対し担持AuNi合金ナノ粒子Pdナノ粒子触媒を用いて検討した。AuやNi単独では活性がほとんどなかったのに対し、Pdでは単独で触媒反応が進行した。一方でAuNi合金ナノ粒子触媒ではAu, Ni単独に比べて活性が向上した。昇温還元の結果から、Ni単独よりもAuNi合金触媒では還元温度が大幅に低下したことで、活性なNi種が生成することが示唆された。