講演情報
[1G05]担持AuNi合金,Pdナノ粒子触媒を用いたエチレンへのCO2挿入反応
○喬 立先1、荒田 晃生1、中山 晶皓2、坂口 紀史3、村山 徹3、嶋田 哲也1、髙木 慎介1、石田 玉青1,4 (1. 東京都立大学、2. 九州大学、3. 北海道大学、4. 大阪公立大学)
キーワード:
Supported metal catalyst、Carboxylation、Acrylic Acid
エチレンへのCO2を用いたカルボキシ化反応によるアクリル酸合成は、均一系Pd, Ni触媒で報告されているが、不均一系触媒では報告されていない。本研究ではこの反応に対し担持AuNi合金ナノ粒子Pdナノ粒子触媒を用いて検討した。AuやNi単独では活性がほとんどなかったのに対し、Pdでは単独で触媒反応が進行した。一方でAuNi合金ナノ粒子触媒ではAu, Ni単独に比べて活性が向上した。昇温還元の結果から、Ni単独よりもAuNi合金触媒では還元温度が大幅に低下したことで、活性なNi種が生成することが示唆された。
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