Presentation Information
[22p-12C-8]Measurement of the relaxation time of a multi-hole spin state in silicon quantum dots
〇Chihiro Kondo1, Raisei Mizokuchi1, Go Sakamoto1, Ryuta Tsuchiya2, Toshiyuki Mine2, Digh Hisamoto2, Hiroyuki Mizuno2, Jun Yoneda1, Tetsuo Kodera1 (1.Tokyo Tech. Kodera Lab., 2.R&D Group, Hitachi Ltd.)
Keywords:
quantum dot
本研究では、シリコン量子ドットデバイスを用いて多正孔スピン状態の緩和時間測定を行った。実験では、パルス電圧を利用してスピン状態の初期化を行い、RF反射波の位相変化からスピン状態の緩和時間を測定した。結果からT1Mは4.3 µs、T1は0.91 msであることが明らかになった。今後、磁場や温度へのT1の依存性を調査することで、スピン状態緩和の更なる理解が期待される。