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[健康福祉-B-13]幼児の園内における身体活動量と保育環境との関係(発)The SUNRISE Japan Study

*Yui Norimatsu1, Kensuke Aoki2, Masatomo Nakagawa1, Shigeho Tanaka3, Masayuki Okuda4, Minoru Takakura5, Saori Tanaka6, Chiaki Tanaka7 (1. St.Catherine University, 2. OBIHIRO OTANI JUNIOR COLLEGE, 3. Kagawa Nutrition University, 4. YAMAGUCHI UNIVERSITY, 5. Meio University, 6. KYUSHU SANGYO UNIVERSITY, 7. Tokyo Kasei Gakuin University)
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【背景】就学前施設では、法律により園舎や園庭などの基準が定められている。その中で幼児が伸び伸びと活動できるよう、園庭や遊戯室、遊具数等の保育環境に工夫がなされている。しかし、客観的に評価した幼児の身体活動量と就学前施設の環境との関係については報告が少ない。【目的】本研究は、保育環境と幼児の園内における身体活動量との関係について検討した。【方法】対象者は、本研究の参加に同意した愛媛県の幼稚園3園、保育所2園、認定こども園3園の合計8園に通う3~4歳の幼児であった。身体活動の測定については、幼児の腰部に3軸加速度計(ActiGraph GT3X+)を5日間装着させ、うち平日の登園から降園までの9時から14時を解析対象とした。低強度(1.5メッツ~2.9メッツ)、中強度(3.0メッツ~5.9メッツ)、高強度(6.0メッツ以上)および中高強度活動の所要時間を算出した。保育環境調査に関しては、園庭面積、遊戯室面積、固定遊具数、および移動可能遊具数について、園長へインタビュー調査を行った。身体活動量と園庭環境との関係は、単相関分析を用いて評価した。【結果】園庭面積と中強度活動(r=0.76)、遊戯室面積と中強度活動(r=0.75)および中高強度活動(r=0.77)との間には、強い正の相関が見られた。固定遊具あるいは移動可能遊具の個数と何れの強度の身体活動との間にも有意な関係は見られなかった。【結論】幼児の園内における身体活動のうち、中強度の身体活動量は、園庭や遊戯室の面積に強く影響を受けることが示唆された。今後は調査数を増やして検討を行っていく必要がある。

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