Presentation Information

[競技スポーツ-SA-1]An exploratory approach from sport psychology to improve the resolution of
athletes

*Hideaki Takai1 (1. Nippon Sport Science University)
PDF DownloadDownload PDF
<演者略歴>
日本体育大学大学院体育科学研究科博士後期課程修了。博⼠(体育科学)。現在は日本体育大学体育学
部に所属し、日体大アスリートサポートシステム(NASS)心理サポート部門の部門長としてスポーツ
メンタルトレーニングの効果検証に関する研究に携わっている。
昨今の急速な科学技術の発展は、競技者を取り巻く環境に大きな変化をもたらし、科学技術の活用がパフォーマンスの良し悪しに影響を及ぼすといっても過言ではない。科学技術は、スポーツ科学の様々な研究領域で競技者のパフォーマンスおよびその関連データを客観的に評価するために利用され、さらには競技者の解像度を上げるために貢献できるものと期待されている。しかしながら、客観的な評価基準を定めにくいスポーツ心理学の領域では、科学技術の活用事例は限定されている。スポーツ心理学の領域においては、競技者自身に新たな気づきを得てもらう目的で、競技者に内省してもらう機会を提供したり、心理検査を利用して自己分析してもらう機会を提供したりすることがある。本シンポジウムではこれまでのスポーツ心理学のアプローチに加え、心理面に関係する生体情報を競技者自身にうまく活用してもらえるよう試みた事例も紹介する予定である。そして、競技者には様々な心理的な特徴があるため、それらの特徴を考慮したうえで競技者の解像度を上げるポイントについても提案したい。

Comment

To browse or post comments, you must log in.Log in