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[13ア-口-03]本邦の障害者スポーツを主題とした大学における開設科目状況と授業形態及び内容に関する概観

*Hirofumi Maehana1,2,3 (1. Faculty of Health and Sports Science Juntendo University, 2. Faculty of Medicine Juntendo University, 3. Graduate School of Health and Sports Science Juntendo University)
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本邦では18歳人口の急速な減少にあたり学校法人の統廃合が進み、学生定員、教員定員(専任教員の削減を含む)、学科存続の確保に追われ入学者層には多様性の度合いが増している。ダイバーシティ教育の舵取りに際した方略を示すにあたり障害者スポーツに関する学問体系の成熟が大学における科目設置及び教員配備に十分に反映されているかについての吟味及び検討が必要である。手始めとして本邦の障害者スポーツを主題とした大学における開設科目状況と授業形態・内容について集約を行うものとする。調査対象は国立89校、公立77校、私立553校とし2023年度より学生募集を停止した学校法人は除いた。短期大学は2023年度より学生募集の停止や学外からWEBシラバスの閲覧及び年度別検索ができない学校法人が多いため除外し、特殊法人大学は設置基準の特殊性を踏まえ除外した。調査方法は「障害者スポーツ」に類似するキーワードを含め各大学の障害者スポーツの開設科目状況について各大学のWEBシラバスから2023年度の開設科目の授業形態・内容を収集するとともに、東京パラリンピック後の大学の科目開設に波及したレガシーを調査するため副次的に2020年度の開設科目状況を収集した。なお「特別支援教育」及び「障害者福祉」を主題とした開設科目は調査に含まれていない。調査の結果、障害者スポーツに関する授業の開設科目率については各区分別の全体数から見て国立16.9%、公立10.4%、私立23.3%であった。2023年度の新規開設科目率は全体で7.8%であった。授業形態及び内容に関する詳細な類型等については口頭発表時に報告する。

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